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こんにちは、プランニンググループの波田野です。
今年も残すところあと3ヶ月を切りましたが、年明け早々、目標のひとつに個人インスタをアクティブに更新する、ということを掲げていたのですが、毎日更新するどころかほぼ更新できない状態が続いており、猛省しています。継続は力なり、難しい...。ですが、パトロールは相変わらず日課にしており、ここ最近はInstagram、Twitterとともに、TikTokも仲間入り。今日はそんなSNSをパトロールして感じたことを少し。
InstagramのTikTok化に物申す
見出しからいきなりですが、私はInstagramのあのきれいな世界観が好きです。絶景だけを集めたもの、おしゃれなコーディネートを公開するもの、美味しそうな食べ物を集めたもの......。
ですが、最近そのInstagramの世界観がやや失われつつあると感じています。Instagramでは、もともとフォローしている人の投稿をチェックすることが多いのですが、発見タブから新しいアカウントを見つけ、フォロワーとなるケースも少なくありません。ですので、発見タブもよく活用しているのですが、最近では以前のような光景は少なくなり、目を引くようなタイトルをつけた似たり寄ったりのリール動画で溢れかえっています。
Instagramの女王といっても過言ではないあのカーダシアンファミリーも異論を唱えているんだとか。(彼女たちにとってはビジネスツールなので当然といえば当然)しかも、元のインスタに戻ろうと呼びかける署名活動「MAKE INSTAGRAM INSTAGRAM AGAIN」も発足したそう。インスタにはインスタの魅力を追求してほしいと思うのはどうやら自分だけではないようです。
TikTokは若者のSNS?
InstagramのTikTok化には反対ですが、かといってTikTokが嫌なわけではないです、今は。”今は”を強調したのは、面白さが理解できるようになったのが最近だから。数年前に知人から勧められチェックしてみたのですが、正直何が面白いのかわからなかったからです。過剰なアクションやよくわからない動きで競い合っている印象を受けてしまって、そっと閉じたのを覚えています。
しかし、あるとき、友人が友人の娘とTikTokの話で盛り上がっていたところ、その会話に全くついていけなかったことを機に改心を決意。以来TikTokもチェックするようになり、今ではお気に入りのアカウントもできました。
お気に入り①
ハウスダスト(@tamukun_36)メイクオタクによるメイク動画を発信。before→afterの整形級メイクがすごい。
お気に入り②
望蘭(chibi_miran)現在5歳の女の子みらんちゃんによる”クセ強めの笑い”。とにかくかわいい!
また、少し前までは10代のイメージが強かったのですが、年々20代以上の利用も増えており、幅広いユーザーが利用するサービスへと変化。企業のマーケティング活動でも無視できない存在になっています。
TikTokは宝探しに似ている!?
動画配信をメインにしたSNSプラットフォームといえばYouTubeもあり、よく比較される両者ですが、大きな違いはなんでしょうか。
個人の使い方によるところも大きいかと思いますが、私自身は何かの使い方(目的があるとき)が知りたいときにYouTubeを使って検索します。例えば、生活感のある話で申し訳ないですが、保育園で使用するエプロンの作り方だったり、子供の誕生日のお花の冠づくりだったり。
反対にTikTokは、検索という行為よりはおすすめ動画を流し見して、気になったアカウントをフォローするというパターンが多いです。電車やバスを待つ間、お湯が沸騰するまで、といったように少しの暇潰しに適しているように思えます。
もう一つ考えられるのは、新しいアカウントに出会う確率が高いこと。YouTubeは何かを検索した際、ある程度再生回数が多いアカウントが上位に表示されますが、TikTokのアルゴリズムはそうではないようです。一度アップした投稿は必ず一定数のユーザーのフィードに表示され、次のユーザーへ拡散される仕組み。なので、フォロワーが多い人が優位に働くわけではなく、フォロワーが少なくとも平等に配信してもらえるので、これからSNSを使って有名になりたい、と考えている人はTikTokからスタートしてみるのも手かもしれませんね。一方、暇潰しに利用している側からすると、人気のインフルエンサーに限らず、これからブレイクする可能性を秘めたインフルエンサーに出会えるかもしれないので、宝探しの感覚に近い気がします。
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